ココロちゃん
:ねえパパ、ママ!わたしにもわかるようにお話してよ!つまんない~!
パパ
:う~ん、ココロにお金の話はまだ難しいよなぁ。
ママ
:ごめんね、大事なお話だから、もう少し待っててくれない?
- スタッフ:そうすれば、向こうにお子さんが遊べるスペースが用意してあるので、そこで一緒に遊びましょう。ね、行こう!ココロちゃん!
ココロちゃん
:わ~い!遊びたい!遊びたい!
ママ
:え?大丈夫ですか?
- 島田さん:大丈夫ですよ。当社はお子さんと一緒でも気軽に来店していただけるように、キッズスペースがあるんです。それでは、次に進みましょう。大まかに予算が見通せたら、次は家づくりにかかる諸費用の話です。
パパ
:諸費用…ですか?
- 島田さん:そうです。これは、非常に大切な部分です。家づくりは土地を持っているかどうか、また土地を持っていても、その土地がすぐに建物を建てられる状態かどうか、そしてどんな建物を建てるか等で金額に大きな差が出てきます。しかし、この諸費用は家を建てるうえで、どのお客様にも共通して必要になるお金のことです。
パパ
:ふ~ん。みんなが絶対に支払わなくちゃいけない費用ってことか。
ママ
:なに当たり前のこと言ってんのよ。
パパ
:…(泣)
- 島田さん:具体的には、税金面で言えば不動産取得税、土地の登記では登記手数料ですね。他にも住宅ローンなら融資手数料や火災保険料、建築では仮設工事費や地盤調査費などが挙げられます。
パパ
:そんなのがあるんですね…。ようは、そこに予算を取られるってことですよね。
- 島田さん:その通りです。例えば、建物ならどこを削って…とか金額の調整ができますが、この諸費用はもちろんそういったことはできません。必ず必要になる費用なわけですから、予算からこの諸費用を差し引いた金額が、土地と建物に使える金額ということになります。
ママ
:土地と建物のことしか頭になかったわ。これは聞いておいて良かったわね。たぶん知らない人は多いんじゃないかしら。
- 島田さん:今奥様がおっしゃったように、諸費用のことまで考えて予算配分されている方は少ないですね。皆さん予算が3000万円あったら、土地は1000万で建物は2000万で…という感じで考えていると思います。しかし、実際は諸費用が何百万とかかりますから、この考え方だと確実に予算をオーバーしてしまいますね。お住まいの市町村やどの銀行の住宅ローンを組むのかによって金額が異なってきますので、依頼される建築会社に諸費用のことは事前にしっかりと確認すると良いと思います。
パパ
:諸費用だけでそんなにかかっちゃうのか。これはしっかり確認しないと大変だ。
ママ
:でも、これでちょっとはわかってきたわね。まず月々の支払いから想定して予算を決めて、そこから諸費用分を引いた残りが土地と建物に使えるお金ってわけでしょ。そうすれば、だいたい土地に使えるお金も見えてきそうね。
- 島田さん:土地に使える金額が見えてくれば、自然と建物に使える金額も決まってきます。どんな建物を建てたいかも具体的に話を詰めていけるようになり、じゃあどの銀行のローンにしようかとか、どんどん次のステップに進んでいけるんです。諸費用を忘れると、後々大変なことになってしまいます。
パパ
:島田さんに話を聞かなかったら、さっきみたいに『ざっと2500万くらい』っていう感じで予算を決めて、諸費用のことも知らずに土地や建物を探しちゃってたかもしれないな。
ママ
:そうね。まだ土地を決めちゃう前で本当に良かったわ。
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