返済期間によって、金利、毎月の返済額、ローンの総返済額が変わります。
返済期間 |
金利 |
毎月の返済額 |
ローン総返済額 |
長い |
高い |
少ない |
多い |
短い |
低い |
多い |
少ない |
「フラット35S」を見てみると次のようになります。
毎月の返済額を低く抑えるとローンの総返済額が多くなり、ローンの総返済額を低く抑えると毎月の返済額が多くなります。
総返済額を減らそうと思って借入期間を短くした場合、返済が苦しいからといって後から返済期間を長くすることはできません。反対に、借入期間を長くした場合には、お金が貯まったら繰り上げ返済をして期間を短くして、住宅ローンの総返済額を少なくすることができます。こういったことからも返済期間は長めにしておいたほうが良いでしょう。
多くのご家庭は、無理に借入期間を20年にするよりも、無理せず35年で借りておいて、お金が貯まったら繰り上げ返済するという選択をしています。
総返済額を減らしたい場合、借り入れ期間を短くする以外に、返済方法を「
元利均等返済」ではなく「
元金均等返済」にする方法もあります。